キューバのように災害に負けない

我が家は夫婦共働きで、どちらもフルタイムの会社員ですが、持ち家は無く、賃貸住宅に住んでいます。
 
熊本県を中心に九州や中部地方を襲った、令和2年7月豪雨や、昨年の台風など、近年、日本各地に大規模災害が起きていて、今もなお多くの方が避難を余儀なくされています。
 
我が家も、昨年の台風16号では避難勧告が出て、災害の恐ろしさを目の当たりにしました。
 
もしも我が家が持ち家で、家が流されてしまったり浸水で全壊となれば、いくら災害給付金が出たとしても、50代で借金して新しい家を建てるほどの余裕はなく、それならば、いっそこのまま持ち家を持たず賃貸住宅で暮らしていれば、災害で被害を受けたとしても、自由に好きなところに住み変えることができるんではないかと思いました。
 
数年前に本で読んだのですが、
キューバでは、ハリケーンが直撃してもほとんど死者が出ないそうです。
その理由は、家や建物は壊れて当たり前だから、とにかく家に残っていないで安全なシェルターに避難するという行動が徹底されているからです。
 
日本でも、「家というものは必ず災害で壊れる」という前提に立って行動すれば、いざ災害で家が壊れても、すぐに生活が再建できるのではないかと思います。
災害大国日本もキューバに学ぶべきではないでしょうか。