12月17日㈮、年内にどうしても新品の登山靴を試してみたくなり、朝から小雨が降る中高尾山に行ってきました。
さすがに傘をさして登山する人は少なく、メインの1号路を通ったにもかかわらず、山頂までの道のりで2~3人に会った程度でした。
近年高尾山はパワースポットとして人気が高く、特に紅葉シーズンは登山道や山頂がとても混みあい、自然を満喫するというより人に会いに来ているような感じだったので、人のいない登山道のしーんとした空気は新鮮で心が洗われるようでした。
木々についた雨粒もキラキラ光り、表参道のイルミネーションよりきれいかもと思いました。
誰が置いてくれたのか、クリスマスの演出も。
薬王院の山門をくぐるころには、すっかり雨はあがっていました。
もう紅葉は終わりかけですね。
薬王院に到着しました。コロナでご無沙汰している間に、薬王院の目の前にあったお茶屋さんはなくなっていました。その代わりに、「霊気満々 高尾山」ののぼり旗が・・・都内で唯一の日本遺産とは知りませんでした。
山頂。
午前10時なのに、全く誰もいません。
寒くもなく、清々しい。
紅葉は終わっていましたが、雨上がりの雲海が広がっていてきれいでした。
帰りは稲荷山コースを歩きました。
一面の落ち葉の絨毯と鳥たちの声に包まれて、すっかりデトックスされました。
紅葉は赤より黄色の方が多かったけど、今年の天気と関係があるのでしょうか?
ケーブルカー清滝駅に着くころには、天気が回復したせいか、登ってくる多くの人とすれ違いました。
雨の中出発して静かな高尾山を味わえたので、なんてラッキーな日だったんだろう。
雨の高尾山はお薦めです。