お金を稼ぐ意味って どういうことだろう?
内容
お金もない、彼氏もいない独身、ひとり暮らしのOLの元に、頭はゾウで牙をはやし、手が4本でメタボ腹の、
ヒンズー教の神様
ガネーシャが突然現れた。
その姿を気持ち悪いと言ってしまったことから、怒った
ガネーシャが黒光りするブラック
ガネーシャに変身し、そのスパルタな教えに導かれて他力ではなく、自力で自分を変えていくお話。
♡幸せポイント
主人公は、
ガネーシャの大切なペンダントを、
ガネーシャにライバル心を持つ稲荷神に渡してしまい、それを取り戻すために商売競争で勝たなければならなくなる。
お金持ちになりたい、稼ぎたいって人は思うけれど、お金を稼ぐってどういうことなんだろう、という問いへの答えを教えてくれる。
ものやサービスを売るということはお客さんに感動を伝え、喜んでもらうこと。
お金は人を喜ばせた対価としていただくもの。
ガネーシャの教え方ははちゃめちゃだけど、主人公に教えるだけでなく、主人公とぶつかり合って、
ガネーシャ自身も傷つきながら成長を支えてくれる。
毎回、
ガネーシャが去っていく場面で主人公と同様に寂しさがこみあげ、涙がこぼれてしまうのは、
ガネーシャのように寄り添って、自分の成長を支えてくれる人を欲しているからだろう。
私たちが求めているのは、そういう泥臭い上司、先輩、仲間なのかも知れない。