書評

捨てられない人生もいい 

書評 捨てない生きかた 五木寛之 捨てない生きかた (マガジンハウス新書) 作者:五木寛之 マガジンハウス Amazon タイトルに惹かれてこの本を詠みました。 結論から言うと、 私はもっと家を片付けて、自分が大好きだと言えるものだけに囲まれて暮らしたい。 …

仕事ができない人への配慮って? (書評)おいしいごはんが食べられますように

おいしいごはんが食べられますように 作者:高瀬 隼子 講談社 Amazon 職場には弱い人がいて、強い人は弱い人を守ってあげなければならない。 守るのが当たりまえ。 だから、無理な人に残業させてはならないし、その分の仕事は強い人の誰かが引受けなければな…

村上春樹 「職業としての小説家」について

私は文章で自分の考えを伝えるのが苦手だ。 「今話してくれたみたに文章で表現できないの?」と上司に良く言われるが、仕事の書類を口語体の文章で表現することの方が難しい。さりとて、スピーチの読み原稿が上手かと言うとそうでもない、むしろ即興で話した…

書評 精神科医が考えた 忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術

精神科医が考えた 忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術 奥田弘美:著 「部屋を片付けたい」 友人と会話すると必ず出てくる言葉です。 スタイリッシュな家具、物の少ない部屋、今すぐにでも友人を呼んでパーティが開けそうな生活感がある物が置いてい…

#書評 #マチズモを削り取れ #武田砂鉄

そもそも「マチズモ」とは ラテンアメリカで賛美される「男らしい男」を意味するスペイン語のmachoを語源とし、男っぽさ、誇示された力、男性優位主義のことを言う。「マチスモ」とも。 ということらしいが、言葉自体を初めて聞いた。 そして何よりびっくり…

#書評 世界を変える100の技術 日経BP編

" data-en-clipboard="true"> 日経テクノロジー展望2022 世界を変える100の技術 日経BP Amazon " data-en-clipboard="true">2021年は、コロナで経済が停滞し、移動も制限され、世の中がなんとなくどんよりと暗い雲がかかっているように見えていたけれど、 そ…

#書評 肌断食 スキンケア、やめました

肌断食 平野卿子 著 最新版 肌断食 スキンケア、やめました 作者:平野卿子 河出書房新社 Amazon 化粧品やクレンジングが肌に負担をかけているのは何となく分かっていたけれど、毎日行うスキンケアが、最も肌に負担をかけていることは全く知らなかった。 美容…

依存症ビジネス~「廃人」製造社会の真実 書評

著者:デイミアン・トンプソン 2014年10月9日 依存症ビジネス 作者:デイミアン・トンプソン ダイヤモンド社 Amazon 神経伝達物質であるドーパミンは、「好き」という衝動よりも「欲しい」という衝動のほうに深く関わっているらしい。だから、本当はそんなに…

最悪の予感 パンデミックとの戦い 書評

著者:マイケル・ルイス 2021年7月15日 最悪の予感 パンデミックとの戦い 作者:マイケル ルイス 早川書房 Amazon これは、マイケル・ルイスが作った作り話ではない、ノンフクションである。 この本を読んで衝撃を受けたのは、新型コロナウィルス感染症でいち…

自分を変える1つの習慣 書評

自分を変える1つの習慣 ロリー・バーデン 2015年7月30日発行 自分を変える1つの習慣 作者:ロリー・バーデン ダイヤモンド社 Amazon 自分を変える1つの習慣、それは「行動」しかありません! 行動、行動、また行動! 悩んでいる暇があったらやってみる。 …

フリー ー<無料>からお金を生みだす新戦略 書評

フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略 作者:クリス・ アンダーソン NHK出版 Amazon クリス・アンダーソン 著 2011年3月1日 10年前に書かれた本だが、正に今そういう時代になっている。 ほとんどの人はスマートフォンやパソコンを所有し、機器や通信料…

書評 ペスト(カミュ)

書評 ペスト(カミュ) 「ペスト」は、 1947年、実に74年前に出版された作品だが、今起きているコロナ禍で私たちが置かれている状況にあまりにも似ていて、共感というより気持ち悪さを感じた。 ある街をペストの感染拡大が襲い、日々100人以上の人が死に、医…

書評 リーダーの教養書

アメリカのリーダーに勝てないのは、教養力の差だった⁉ リーダーの教養書 選者 上田紀行・岡本裕一朗・大室正志・森田真生・長谷川眞理子・大竹文雄 中島聡・猪瀬直樹・岡島悦子・楠木建・出口治明 1 なぜ、リーダーには教養が必要なのか? " data-en-clipb…

書評 肺炎を正しく恐れる 

誤嚥性肺炎のリスクは40代から始まっている⁉ 肺炎を正しく恐れる 著者 大谷義夫(池袋大谷クリニック院長 呼吸器内科医) 1 日本人の死因ランキング 日本人の死因のランキングを知っていますか? がんや心疾患が上位に来ることは知っていましたが、なんと…

(書評)脳を鍛えるには運動しかない!

脳を鍛えるには運動しかない!~最新科学でわかった脳細胞の増やし方 著:ジョンJレイティ withエリック・ヘイガーマン NHK出版 2009年3月 内容 10年前の著作なので、最近の治験でもっと新しいことが発見されているかもしれないけれど、運動が脳に与える…

書評 夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

死の準備をすることで 後悔しない人生を送る 内容 シリーズ4作目。 今回は、余命3か月と告知された時、死ぬまでにしておきたいことは何か?それを達成するためにはどうしたら良いのか? ガネーシャの出す課題に取り組むことで、その問いに対する答えを見つ…

人間はAIのアルゴリズムに従って生きるべきか?                   書評 21Lessons 21世紀の人類のための21の思考

21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ 発売日: 2019/11/19 メディア: Kindle版 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">ユヴァル・ノア・ハラリ:著 柴田裕之:訳 " data-en-clipboard="true">…

国家には危機が必要なのか?        (書評)危機と人類 ジャレド・ダイアモンド著

危機と人類 ジャレドダイアモンド 上下巻2冊セット 作者:ジャレド・ダイアモンド メディア: セット買い 内容 初めに、本書で取り上げられている国、フィンランド、チリ、インドネシア、日本、ドイツ、オーストラリア、アメリカは、筆者が滞在したことがある…

書評 テクノロジーの未来が腹落ちする25のヒント

" data-en-clipboard="true">テクノロジーの適切な使い方 " data-en-clipboard="true">本書は、朝日新聞経済部がAIの進化に伴って社会がどのように変わるのか、私達が今取るべき選択肢は何なのかを、25の論点で整理したものです。 第1章では、私たちの雇用医…

書評 夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

お金を稼ぐ意味って どういうことだろう? 内容 お金もない、彼氏もいない独身、ひとり暮らしのOLの元に、頭はゾウで牙をはやし、手が4本でメタボ腹の、ヒンズー教の神様ガネーシャが突然現れた。 その姿を気持ち悪いと言ってしまったことから、怒ったガネ…

書評 夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

夢をかなえるゾウ、シリーズの第2作です。 今回は売れないお笑い芸人の西野勤太郎が、ひょんなことから人間界に降りてきたヒンドゥー教の神様ガネーシャと出合って、売れて有名になる意味や、夢を追いかけることの大切さを知る物語です。 夢をかなえるゾウ…