書評 夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

死の準備をすることで 後悔しない人生を送る

内容

シリーズ4作目。

今回は、余命3か月と告知された時、死ぬまでにしておきたいことは何か?それを達成するためにはどうしたら良いのか?

ガネーシャの出す課題に取り組むことで、その問いに対する答えを見つけていく物語。

 

 

♡幸せポイント

 人はいづれは死ななくてはならない。

死ぬ前に夢はかなうかもしれないし、かなわないかもしれない。

でも、夢はかなうことが良い状態で、かなわないことが悪い状態なのだろうか?

 

夢とは目的ではなく、幸せになるための手段にすぎない。

だから、極論を言えば、夢がかなわなくても幸せになれればそれでいい。

夢をかなえようと奮闘することで、自分が強くたくましくなり、自分の成長が感じられて幸せになるかもしれない。

オリンピックに出れるほど才能あふれた選手たちだって、皆が金メダルを取れるわけではないのだ。

 

最後に、一人の夢はかなわないかもしれないが、夢を誰かにバトンすることによってかなえることができるかもしれない。

 

と筆者は最後に結んでいる。

 

夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神

夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神